• 2023.11.17

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フェンス・門柱の設置や目隠しになる植栽、庭の整備などを施工するのが外構工事です。
その中でもウッドテラスの施工は、外構工事でも人気のある工事として知られています。
洗濯物を干したり休憩したり、バルコニーに似た機能を持ちながら屋根を持たない分、独特の魅力があるウッドデッキやテラスですが、施工するにはいくらかかるのでしょうか。
そこで今回は、ウッドデッキやテラスの外構工事にかかる費用目安を中心に基礎知識についても解説し、まとめました。

目安は平米あたり3万円前後！ウッドデッキやテラスの外構工事の費用相場

ウッドデッキやテラスの施工費用は相場として1平米あたり、3万円が目安になります。
土台から作成することになるため、どうしてもほかのデッキに比べると費用が高めになる傾向があります。
また、ウッドデッキやテラスの素材によっても、作り方によってもその費用は変化します。
それでもウッドデッキよりもテラスの方が若干安い傾向があります。
冒頭の費用を目安にしてウッドデッキやテラスの外構工事を検討するとよいでしょう。

一方で、実際にトータルでどの程度費用が掛かるのか気になる方も多いはずです。
結論を言えば、標準的なサイズのウッドデッキやテラスを施工した場合トータルで50万円前後です。
地域によっても異なりますが、これよりも極端に高かったり、あるいは安かったりした場合は、何らかの工程を省いているか、作業内容に費用が上乗せされている可能性があるので、注意しましょう。

また、一連のウッドデッキやテラスの施工に加えて、テラス屋根を外構工事の一環として施工することもあります。
基本的にウッドデッキやテラスは屋根がないのが特徴ではあるものの、雨の劣化などを予防するためにテラス屋根を設置することは意外に珍しくありません。
このような目的で設置するテラス屋根は外構工事で施工した場合、ウッドデッキやテラスの施工費用に加えて10万円前後の費用がかかります。
また、テラス屋根のグレードや構造によっては30万円程度まであるので、テラス屋根の選択次第でウッドデッキ並みの費用がかかることを知っておきましょう。

改めて解説！テラスやウッドデッキとは？

テラスはもともと「盛り土」を意味することがです。
窓からの軒先に伸びたスペース部分を指し、リビングと庭とを結ぶ空間上に施工されるものです。
そして、室内にいるような感覚で外気に触れられるという目的で施工されてきました。
テラスの場合は、コンクリートやタイル張りがメインになっており、手入れがしやすいメリットもあります。
また、多目的に利用できるのでリフォームでも人気のある外構工事です。

一方、ウッドデッキはテラスのような構造をしているものの、一番の特徴は木材を使用していることです。
これによって独特のぬくもりを感じられます。
また窓に近い位置の床なので、そのまま外に出て利用することも可能です。
極論をいえば、木質の素材やウッド調の素材を使ったテラスがウッドデッキといえるでしょう。

ウッドデッキやテラスの役割を紹介

ウッドデッキやテラスの役割として、洗濯スペース、レジャースペース、ガーデニングスペースといったものが挙げられます。

まず洗濯スペースは、日当たりの良さと部屋からそのまま出られるメリットから利用する方も少なくありません。
さらに天気が気になるという方のために先ほど紹介したテラス屋根を設置すれば、雨の日もそこまで心配せずに洗濯物が干せるようになります。
また、設置の工夫によっては洗濯機などを近くに配置して選択したものをそのまま干せるような状態にすることも可能です。

レジャースペースとしてもウッドデッキやテラスは有効です。
子どもたちが遊んだり、ティータイムやホームパーティー、天気のいい日は外で読書など活用の幅は大きいといえるでしょう。

最後がガーデニングスペースです。
植栽を置くこともできるので、植栽を設置して部屋からすぐにアクセスできるメリットを生かしたこまめな手入れが可能になります。
室内ではなかなか育てにくいようなものもテラスやウッドデッキなら育てやすいでしょう。

外構工事でウッドデッキやテラスを作る際のポイント4選

外構工事でウッドデッキやテラスを作る際のポイントは次の4つが挙げられます。

・設置位置
・段差の設定
・テラス屋根の有無
・業者選び

まず、設置位置を決める必要があります。
洗濯物を干すことやガーデニングを行う場合、ウッドデッキやテラスを設置する場所が重要です。
例えば、ウッドデッキやテラスを作る方角が挙げられます。
南方向に設置すればガーデニングや洗濯物を干すといったことに適していますが、北側に設置してしまうとそれらの目的での利用が困難になります。
また、風通しがいいかどうかもウッドデッキの木材の劣化に関係するので検討して設置場所を決めましょう。

段差の設定も重要です。
室内とテラスとの段差設定も重要です。
思い切ってフラット、つまり室内とテラスとの段差をなくしたり、程よい段差、10センチから15センチの設定にしたりといった工夫をするのがおすすめです。

テラス屋根を付けるかどうかも決めましょう。
テラス屋根は一見あった方が良いように見えますが、雪がよく降る場所では屋根に雪が積もった場合、破損するリスクがあります。
また、そういった地域で設置する場合は十分な強度のあるものを用意することが必要です。
設置場所を十分光が浴びれる場所にしたい場合は、屋根を選択しないという選択肢も有効です。

最後が外構工事の業者選びです。
ウッドデッキやテラスは土台から作ることが多い外構工事です。
そのため、リフォーム業者を数社比較して購入者自身で信頼できるところを選ぶのがポイントになります。
最後にそのポイントを紹介しましょう。

・外構工事の会社スタッフの知識が確かなものか
・外構工事会社の実績
・見積もりがきちんとしているものか

これらの点をチェックして選ぶようにしましょう。

まとめ

ウッドデッキやテラスができると、洗濯物を干したり、憩いの場となったり、住宅の質がワンランク上がります。
今回は費用について紹介し、その基礎知識についてもまとめました。
ウッドデッキやテラスは人気があるため、多くの施工業者が参入しており、各社とも多くの工夫を行っています。
まずは相見積もりを行い、どのような提案をしてくれるのか比較してみましょう。

きっと満足のいくウッドデッキのデザインや納得のいく価格での外構工事の施工を提案してくれるはずです。