ー外構工事でフェンスを取り付けるときのポイントと費用についてー
- 2023.12.26
外構工事を行うときに、プライバシーを守ることや、防犯やデザインの面を考えると、フェンスは無くてはならない存在です。フェンスを設置するときに気になるのが、外構工事にかかる費用です。しかし、初めてフェンスを設置するときには、施工業者から提示された見積もり額が的確なのか判断しにくいこともあります。
価格が高すぎても困りますが、安すぎても手抜き工事を疑う必要も生じます。外構工事で扱うフェンスは種類が豊富で、仕切りや目隠しとして取り付けるので費用が変動し、費用の相場を知ることは難しいようです。この記事では、外構工事で扱うフェンスの種類やかかる費用の相場などを紹介しています。
外構工事で設置するフェンスの役目について
フェンスには家の見た目を維持する大切な役目があります。和風住宅を現代のテイストでリフォームするときには、昔の和風のエクステリアでは雰囲気に違和感が残ります。そのため外構工事をするときに、門扉やフェンスも外観に合わせて新しくする家庭が多いです。
また周りからの目隠しとしてフェンスを設置したい人もいるようです。注意点として、突然庭を取り囲むようにフェンスを設置すると、隣家との境界線についてトラブルに発展する恐れがあるので、前もって工事をする意思を伝えておく必要があるでしょう。
外構工事で設置するフェンスを選ぶときに考える要素
外構工事で扱うフェンスで人気のある素材は、鉄やアルミ、樹脂、木材などです。鉄で作られた格子状のフェンスは、風通しがよく、あらゆるデザインの住宅に合うメリットがありますが、目隠しとしての機能性は不十分です。アルミはフェンスの主流ともいえる素材で、管理の手間がかからないメリットがあり、デザイン性の高さも人気の理由です。
樹脂素材を使用したフェンスであれば、木材や竹のような見た目を演出でき、自然の色との相性が良いので、庭を目立たせたい人に向いています。木材のフェンスについても同じで、田舎風のテイストで仕上げたいときにはおすすめの素材です。
しかし、雨で腐食するなど管理に手間がかかるので注意しなければなりません。フェンスはデザインによってもイメージが変化し、縦向きは和風で横向きは洋風といわれているので、住宅の雰囲気に合わせて向きを調整すると良いでしょう。
縦向きのフェンスをブラウン色で仕上げれば、和風のテイストをより強調できますし、現代風の建築で仕上げたいときには、横向きで銀色のフェンスを採用すると良いでしょう。
フェンスの種類と費用について
アルミ形材を組み合わせて作られたフェンスは、横ラインや縦ライン、格子状、ルーバー状、さらに1本1本の太さや間隔が異なるタイプに分かれています。いずれもシンプルなデザインなので、合わせやすいフェンスです。また、メーカーの方で門扉とフェンスのデザインを統一できるように、同じデザインの製品を用意しています。
さらに技術の発展によって、見た目は木製のフェンスに見える製品もあります。外構工事でかかる費用は、高さ60センチ幅が2メートルのフェンスを取り付けた場合には、約2万円から約5万円が費用の相場になります。
アルミ鋳造フェンスは、アルミで作られていますが、熱して液状になった金属を型に流し込んで形成されているので、デザイン性に特徴があります。先が尖ったものや曲線を描いた重厚なデザインの製品もあります。素材はアルミですが、鉄のようなカラーや見た目の製品もあり、ヨーロッパ風の住宅にも現代のモダンな住宅にも合わせやすい特徴があります。費用は高さ60センチで幅が2メートルのフェンスだと約5万円から約8万円になります。
外構工事で人気が高いのが、木粉入りの樹脂フェンスで、木性テイストを含んだ木粉入りの樹脂を使用しています。見た目は従来の木製フェンスと変わらないので、和風住宅にあうタイプや、和風でモダンな住宅にも合うタイプを取り揃えています。費用の目安としては、高さ60センチで幅が2メートルのフェンスでは、約4万5千円から約7万円です。
スチール製フェンスの特徴は、格子状のデザインで、細い格子はあらゆる情景にマッチして、どのようなテイストの住宅にも合わせやすい特徴があります。格子の隙間が広ければ開放感があり、風通しもよいですが、目隠しの効果は下がります。費用の目安としては、高さ60センチで幅が2メートルのフェンスでは、約1万円から約1万5千円が相場です。
施工業者に外構工事を依頼するときの費用について
外構工事でフェンスを取り付けるときには、通常はブロックの上にフェンスを設置します。
しかし、高さが120センチ以上のフェンスを設置するときや、ブロック塀が無い場所に設置するときには、フェンスの取り付け工事が必要になります。具体的な作業は、フェンスの柱を取り付ける場所の土を除いて、そこにコンクリートを流し入れて柱を固定します。
これは、フェンスの柱1本につき1カ所行う必要があり、コンクリートを流す作業は、1カ所当たり約4千5百円から約5千円になります。
外構工事にかかる費用を安くするには
フェンスの購入から取り付け工事までを、すべて自分で行えば施工業者に依頼する半額程度の費用でフェンスの設置が可能です。ただし自分で設置するには、多大な労力と時間、そして失敗したときの責任を負担するリスクが伴います。
失敗したときの金銭的な負担は大きく、上手くいかなかったフェンスを取り外して最初から作り直すのなら、初めから施工業者に依頼していたほうが安くなります。自分で行うときには、高いリスクがあることを考慮したうえで、外構工事を行始めましょう。
外構工事は施工業者に依頼して、フェンスの購入だけ自分で行うケースもあります。設置作業で失敗するリスクを避けられるので、ホームセンターやインターネットで安いフェンスを見つけて、施工作業だけをお願いすることがおすすめの方法です。ただし、フェンスの購入と施工作業をセットで申し込まないと対応してくれない施工業者もあります。またこうした方法は、工事が終わったあとのアフターサービスには対応していないことがほとんどなので、気を付けなければなりません。
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