• 2024.01.19

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外構やエクステリアは、住宅のイメージを大きく左右する大切な部分です。外構がステキだと、家全体がグレードアップして見えます。誰にでも見られる場所なので、おしゃれに仕上げたいですよね。外構工事を依頼する業者選びは、どのように選べばよいか迷う人も多いでしょう。ここでは、業者の選び方について紹介しています。

外構工事の成功は業者選びにかかっている

外構工事やエクステリアは、業者によって施工スキルが違うことはもちろん、センスにも違いが見られます。また、業者ごとに得意分野が異なるため、依頼する工事を得意とする業者を選ぶことが大切です。

どのような外構にするのか、業者と相談しながら決めていきます。このときに、担当者との相性も大切です。相談しにくい、意思疎通がうまくいかないなど、コミュニケーションが取りにくい状況はよくありません。

外構工事が完成したあとで後悔しないためにも、業者選びは慎重におこないましょう。

「よい業者」は人それぞれ違う

外構工事を依頼する業者を決める際、「よい業者」に依頼したいと誰でも思うでしょう。しかし、どのような業者を「よい業者」とするのかは、人それぞれ違います。

たとえば、とにかく費用にこだわりたい人にとっては、デザインよりも技術よりも「低料金な業者」がよい業者です。デザインにこだわりたい人にとっては、「おしゃれな設計や施工をする業者」がよい業者。デザインや品質にこだわりがなくスピード重視の人にとっては、納期が短いデザインを提案し、打ち合わせをあまり必要としない業者がよいでしょう。

外構工事を依頼する業者の選び方

業者の選び方は、いくつかのポイントがあります。それぞれのポイントをチェックし、安心して外構工事を依頼できる業者を選びましょう。

見積もりの際の現地確認

見積もりを出すときに、現地を訪問して確認することが大切です。外構工事は現地で計測しなければ、正しい見積もりが出せません。しかし、現地で外構部分の確認をしないで見積もりを出す業者がいます。

現地確認をしないで出された見積もりだと、トラブルが起こる可能性が高いです。たとえば、完成した状態がイメージと大きく違うケースや、追加で費用がかかるケースなどが考えられます。

実績があるか

業者の選び方で大切なことは、実績があることです。施工会社の規模の大きさや知名度だけで選ぶ人も少なくないでしょう。しかし、施工する職人の技術レベルによって、仕上がりに違いが出ます。過去におこなった外構工事を、写真などで確認して決めると安心です。

担当者との相性

外構工事は、施工会社の担当者と何度も打ち合わせが必要です。担当者と相性が悪いと、伝えたい内容がうまく伝わらないなど、工事に影響が出ることも。見極め方としては、相談しやすいかどうか、メールや電話などの対応がよいかどうかがポイントです。

担当者との相性が悪い場合、施工会社自体に不満がないなら、担当者を変更してもらいましょう。担当者だけでなく、施工会社に不信感を抱いた場合は、ほかの施工会社に依頼するとよいです。

自社での施工

自社で施工している業者だと、施工してもらう職人と打ち合わせをおこない、要望を直接伝えられます。全国展開の大手施工会社だと、知名度も高く安心感があるかもしれません。しかし、大手だと自社施工ではなく、下請けに依頼していることが多いです。

下請け業者が施工する場合、要望を直接伝えられないので、こだわりが伝わりにくい可能性があります。また、手数料が発生して費用が高くなることも。

アフターフォロー

アフターフォローが充実していることも、大切なチェックポイントです。

外構工事が完了すれば終了というわけではなく、定期的にメンテナンスをすると長く維持できます。補修が必要になった場合にも、別の業者に依頼するよりも、施工してもらった業者に依頼できると安心です。

外構工事業者を選ぶときの注意点3つ

業者の選び方だけでなく、避けるほうがよい業者の特徴を知っておくと安心です。依頼しようと考える業者が、次にご紹介する3つの項目に該当する場合はトラブルに遭う可能性があります。そのような業者は避けて、ほかの業者に依頼するのがおすすめです。

支払いが前払い一括

外構工事の支払い方法は、契約時・着工時・完成時の3回に分けて支払うのが一般的です。しかし、契約時など着工前に一括払いでの支払いを求める業者もあります。前払い一括で支払う業者は、資金繰りに困っている可能性が高いです。

前払いで支払っても、問題なく工事が終わればよいですが、倒産したり音信不通になったりするケースがあります。前払いで全額を支払うことを要求された場合は、注意が必要です。なお、同じ一括でも、完成時など後払いの場合は問題ありません。

交渉したその場で値引きされる

電話やインターネットでの見積もりではなく、現地確認をして出した見積もりを、簡単に値下げする業者は注意が必要です。正式な見積もりは、簡単に値下げができるものではありません。

値下げする場合には、設計や材料調達など他部門との調整が必要なケースがほとんどです。一旦持ち帰り、最終的に値下げが可能であれば問題ないですが、その場で値下げに対応する業者は気をつけたほうがよいでしょう。簡単に値下げに応じた場合、仕上がりに満足できない可能性があります。

他社の図面を見たがる

ほとんどの人は、複数の業者に見積もりを依頼します。契約するのは1社だけなので、ほかは断らなければなりません。他社のデザインが気に入ったことを理由に断った場合に、同じデザインで安くできないか検討したい、という業者は要注意です。

他社のデザインを使うことはルール違反なので、断りましょう。

まとめ

外構工事を依頼する業者を選ぶ際には、実績やアフターフォロー、担当者との相性などのポイントを確認しましょう。また、依頼しないほうがよい業者の特徴も、しっかりと押さえておくと安心です。

また、盲点となりがちなのが「よい業者」の違い。外構工事を検討していることを周囲で話した場合、自分が依頼した業者を「よかったよ」とすすめる人もいるでしょう。もちろん親切心ですすめているのですが、重視することが違えば、よいと思う業者は異なります。

外構工事業者の選び方をチェックし、失敗しないよう、依頼する業者を慎重に選んでくださいね。