外構を失敗しないために
- 2023.08.19
外構やエクステリア部分は、実はリフォームや新築の場合に失敗しやすいというのを知っていますか?
家をリフォームしたり、新築するときには家の中の間取りや配置などは、どのようなものが使い勝手が良いか、何が必要かなど、よく考える人が多いでしょう。
ライフスタイルや家族の形の変化によって、何が必要になるかを考え、それに対応した造りにする人も多いです。
しかし、外構までは、使い勝手が悪かったり、このようなことは予想していなかったという人も少なくありません。
今回は、外構に多い失敗と対策としてどのようなリフォームができるのか、リフォームにかかる費用などなど、外構について詳しく紹介したいと思います。
どのような例がある?
では、外構にはどのような失敗が多いのでしょうか。
ここで具体的に紹介したいと思います。
またどのような対策がどの程度の費用でできるのかについても、紹介しましょう。
駐車場
外構の失敗に多い場所の一つは駐車場です。
実際に車を入れて駐車場として使うと、思っていたより狭くうまく入れることが難しかったり、うまく切り替えせないなどの場合が多いです。
また新築したりリフォームした直後は使いやすかったけれど、車を買い替えた途端に、使いづらくなってしまったという場合も多いです。
駐車場については、国土交通省が指針を出しています。
この指針では、どのような設計や施工が良いか、車の大きさや幅に合わせた天井の高さなどが示されているので、参考にすると良いでしょう。
リフォームすると
では、一度作ってしまった駐車場をリフォームするとなると、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
駐車場のリフォームは
・ガレージを新しく作る場合には約100万円から300万円程度
・カーポートの設置や交換する場合には約10万円から40万円程度
・今ある駐車場を広げる場合には約30万円から70万円程度
の費用が掛かると言われています。
ただし、これは一般的な相場であるため、今ある駐車場がどのような駐車スペースで、どのようにリフォームするかによって金額は異なってくるでしょう。
駐輪場
駐車場と同じように、失敗しやすい場所が駐輪場です。
新築したときやリフォームしたときには、自転車やバイクを使う暮らしをしていなかったけれど、ライフスタイルが変わったことや、子どもが成長すると自転車を使うようになる人は多くいます。
しかし、想定していなかったため、駐輪場としてのスペースを確保していな買ったという場合が多いです。
今はまだ自転車やバイクを使う生活をしていなくても、駐車場にも活用できるスペースとして、コンクリートのスペースを確保しておくことをおすすめします。
駐輪場を作ると
駐輪場を新たに作るとなると、どの程度の費用が必要になるのでしょうか。
駐輪場の設置には、約10万円から30万円程度の費用が掛かると言われています。
新築やリフォームのとき、今はまだ自転車やバイクを使う生活をしていないという場合には、駐輪場としても活用できるスペースとして、コンクリートの地面の部分を外構に作っておくと良いでしょう。
もし駐輪場として使わないままであったとしても、物置などに活用することができます。
階段
誰でも歳を取れば、段差につまずきやすくなります。
それは家の外構であっても同じです。
歳を取ると、家を新築したときやリフォームしたときには気づかなかった段差につまずいて、転んでしまい、大きなケガに繋がってしまうことも少なくありません。
今は、必要ないと思っていても、誰でも必ず歳を取ります。このため外構の段差などはあらかじめ少なくするようにしましょう。
このほかにも、手すりのあるスロープを設置したり、手すりをあとから取り付けられる設備を選ぶなどの工夫をしておくと良いでしょう。
手すりなどを付ける
外構の段差をスロープにするリフォームは約6万円から50万円程度の費用が掛かると言われています。どのような段差であり、どのようなスロープにするかによって、費用が大きく異なる場合が多いです。
段差を直したり、階段を壊す作業だけでも約2万円から5万円程度の費用が掛かると言われています。
今は必要ないと思っていても、最初からバリアフリーにしたり、手すりを付けておくと、あとから掛かる費用や手間を減らすことができます。
業者に相談するときには
外構で使いづらい場所があったり、リフォームしたい部分が出てきたときには、まずリフォーム業者に相談しましょう。
実際に不便になっている場所を見てもらい、どのようなリフォームが可能であるか、どの程度の費用と時間がかかるのかを見積もりにしてもらうと良いでしょう。
見積もりは数社取り、費用や工事期間、サービスなどを比較できるようにすることをおすすめします。また、希望するリフォームのほかに、選択肢がある場合には、どのようなものなのかを提示してもらうと良いでしょう。
業者を選ぶときには、外構のリフォームの経験や実績のある業者を選ぶと、リフォームの選択肢の提案が多い場合があります。
まとめ
ここまで、失敗しやすい外構についてまとめました。
外構で失敗しやすいのは、駐車場や駐輪場です。
駐車場では、実際に車を入れてみると、幅や高さなどが予想外であることが多く、思っていたより使い勝手が悪いということが少なくありません。
また駐輪場は、新築やリフォームをするときに、自転車やバイクを使う生活をしていなければ、作ることが視野に入っていない場合もあります。
さらに、外構では段差も問題になる場所です。
新築やリフォームをするときには、まだ若く老後のことや高齢になった両親のことをあまり考えていない場合も多いです。
このため、意外にも小さな段差が多くなっていたり、車椅子などの車輪ではガタガタと響いてしまう地面になっていたりします。
また手すりなどがない場合も多いです。
外構で問題となったり、使いづらい部分については、あとからリフォームするという方法があります。
リフォームをするときには、専門の業者に、何が不便でどのように改善したいかを詳しく相談すると良いでしょう。
霧島市の外構・エクステリア工事はトクナガ総建へ
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