ー外構工事で門扉を取り付けるときの注意点は?ポイントを解説ー
- 2024.04.30
家の顔ともいえる門扉は、その選択によって住まいの印象が大きく左右されます。
さまざまなサイズや素材があるため、エクステリアデザインにおいて重要な役割を果たします。
門扉のリフォームや新設を検討する際には、外観との調和を重視し、全体のバランスを見極めましょう。
この記事では、外構工事における門扉の選び方と注意すべきポイントを詳しく解説します。
外構工事における門扉取り付けのポイント
門扉は、使い勝手はもちろん、デザインや防犯性も大切なポイントです。
門扉を設置する主な理由は、セキュリティを向上させ、プライバシーを保護することです。
門柱は、表札やポストを設置するために利用されます。
門扉には、2つのタイプがあります。
最近人気のオープンタイプは、門扉を設けずに開放的なエントランスを作り出すスタイルです。
門柱のみを設置して、ポストや表札を取り付ける方式となっています。
一方クローズタイプでは、門柱と門扉を設置します。
重厚感のあるデザインの門扉から、閉鎖的でないデザインの門扉までさまざまなものが選ばれています。
これらの要素を考慮し、住宅や庭の環境に適した外構計画を進めましょう。
門扉のタイプと外構工事での取り付け方
住宅の第一印象を決める門扉には、開き方や素材によってさまざまなタイプが存在します。
広く普及している両開きタイプは、開放的で親しみやすいデザインです。
このタイプは左右のバランスが取れており、見た目の印象が良い点がメリットですが、設置には十分な幅が必要とされます。
一方、左右の大きさが非対称な両開きタイプの門扉は、外観に独特のアクセントを加えることができます。
片開きの門扉は、スペースが限られた場所に適しています。
一つの扉を使って簡単に出入りできるため、非常に便利です。
スライド式門扉は、空間が限られている環境でも設置しやすい引き戸タイプです。
横幅が必要ですが、段差などの障害物がないデザインを選択すれば、バリアフリー設計も可能になります。
外構工事に適した門扉の素材・材質
門扉を選ぶとき、その素材や材質は多岐にわたります。
アルミ形材製の門扉は軽さと耐久性で知られ、コストパフォーマンスも高く、多くの住宅で採用されています。
アルミ鋳物製の門扉は、アルミ形材とは製造プロセスが異なり、溶解したアルミを型に流し込むことで、多様なデザインを可能にします。
天然木を使用した木製の門扉は軽さと耐久性が好まれ、特に和風の庭にマッチし、高級感あふれるエントランスの演出が可能です。
樹脂製の門扉は比較的費用が安く、メンテナンスも容易ですが、デザインによっては安価な印象を与えてしまうこともあり、木目調のデザインが人気を集めています。
鉄製の門扉は重厚な雰囲気を演出しますが、その重さが開閉の際に不便さをもたらすことがあるでしょう。
外構工事で門扉を設置するときの費用は?
外構工事で門扉の設置を検討するときには、どの程度の費用を見積もるべきなのでしょうか。
一般的に、門扉の取り付けには10万円から40万円程度の費用がかかるとされています。
設置する門扉のタイプによって費用は変わりますが、標準的なものであれば、10万円から40万円の範囲で賄えるでしょう。
また、施工するときの工賃は、だいたい3万円から5万円です。
したがって、門扉の価格に3万円から5万円を加算した金額が、全体の費用となります。
低価格な門扉を選べば、全体で10万円程度で済ませることも可能でしょう。
しかし、デザイン性の高い門扉を希望する場合には、40万円以上の予算を考えておく必要があります。
自分で門扉を取り付けることはできる?
「門扉を設置したいけどコストをなるべく抑えたい」という希望がある場合には、自分で門扉の設置を検討する方もいるかもしれません。
専門の外構業者に依頼するべきか、自分で設置するべきか迷うところでしょう。
結論からいうと、門扉の取り付けは、専門の外構業者に設置を依頼するのがおすすめです。
個人でも門扉の設置は可能ですし、業者に頼むよりコストを抑えられる場合もありますが、技術と専用の工具が必要になります。
経験がないと、作業に手間取ってしまう可能性があるでしょう。
自分で設置した門扉がうまく仕上がらなければ、結果的にコスト削減にはつながらないこともあります。
また、設置後の品質が悪いと、数ヶ月程度で門扉の開閉が困難になってしまう可能性もあります。
門扉を自分で設置することのデメリットと、不十分な仕上がりによるリスクも十分に考慮する必要があります。
外構工事の経験が乏しい場合は、最初から専門の業者に依頼するのが賢明です。
予算が限られている場合は、あらかじめ費用について明確に伝えることで、その範囲内で最適な提案を受けることができるでしょう。
門扉を取り付けるときに考慮すべきポイント
門扉は、住宅の顔ともいえる非常に重要な要素です。
例えば、和風の家に洋風の門扉を設置すると、全体の調和が取れずに違和感が生じるでしょう。
エクステリアの設計は、住宅の全体的なバランスを意識することが重要です。
門扉を選ぶ際には、和洋のスタイルだけでなく、オープンタイプかクローズタイプか考慮し、場合によってはシンプルなデザインを選んでバランスを取ると良いでしょう。
エクステリア設計ではデザインを重視しがちですが、実用性も考慮することがポイントです。
例えば、高齢者のいる家庭では、高齢者が利用しやすいように段差のない設計にしたり、軽い門扉を選んだりするのが望ましいでしょう。
また、小さな子どものいる家庭では、ベビーカーがスムーズに通れるように適切な幅を確保することも大切です。
このように実際の生活を想定して、利便性の高い門扉を設計しましょう。
まとめ
この記事では、外構工事で門扉を取り付けるときの注意点やポイント、費用について解説しました。
エクステリアのなかでも特に門まわりは、公共の視線にさらされる部分であり、周囲の景観にも大きく影響します。
必ずしも隣家と同じデザインである必要はありませんが、密集地では周囲の景観を損なわないデザインを選ぶのが望ましいです。
門扉の取り付けについて相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。
霧島市の外構・エクステリア工事はトクナガ総建へ
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