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ー外構工事で庭をレンガ敷きにするときのポイントと注意点ー

  • 2024.03.22
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庭などのエクステリアにレンガを敷くことで、洗練された印象を与えられます。

レンガの使用範囲が狭ければ、自分でDIYに挑戦するのもおすすめです。

 

今回は、外構工事でレンガ敷きにするときのポイントと注意点を解説します。

また、業者へ依頼する際のコストや、コスト削減のためのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

まずはレンガについて知る

レンガ敷きを自分で実施する前に、まずレンガの種類や敷き方を理解しておくことが重要です。

理想とするエクステリアのイメージを膨らませ、インターネットなどの情報を参考にしながら、レンガを選びましょう。

特に海外製のレンガでは、オーストラリアやドイツ製のものが好まれる傾向にあります。

また、スラグレンガやセメントレンガは、コストが抑えられる点がメリットです。

レンガの特性を考慮し、目的に応じて選択しましょう。

レンガ敷きに適したレンガには、焼成によって硬化させたものと太陽の光で硬化させたものの2種類があり、さらに耐水性や耐火性に優れたバリエーションも存在します。

これらの特性を活かし、使用目的に合わせて選択することが推奨されます。

 

レンガ敷きの外構工事で使えるレンガの種類

赤レンガは非常に一般的で、耐久性が高く水に強いため、花壇や玄関のアプローチなどによく使われます。

レンガを積み上げて使用する場合は、穴の開いたレンガが良いでしょう。

この種類のレンガは、内部に穴が開いており、鉄筋を挿入することで地震に対する強度を高めることが可能です。

形状は似ているものの、重量を軽くするために穴を開けた製品も存在し、使用目的に応じた選択が重要だといえます。

 

耐火性が求められるピザ窯や暖炉には、耐火レンガが最適です。

ただし、屋外のバーベキュー用レンガは水に注意しましょう。

 

レンガの色彩バリエーションは豊富で、敷き方によってデザインや立体感が変わります。

さらに、レンガは日中や夕暮れ時の光の角度によって色の見え方が変わり、色の組み合わせや積み方によってユニークな雰囲気を演出できます。

 

外構工事におけるレンガの選択は、赤・ピンク・銅色・灰色・白などさまざまなカラーバリエーションのレンガを活用し、焼成や硬化プロセスの違いで色味が変わるものも取り入れられます。

選んだレンガは、それぞれが独特の特性を持ちます。

 

DIYでのレンガ敷き外構工事の注意点

DIYでのレンガ敷きは決して不可能ではありません。

特にレンガの使用量が少なく、修正が簡単な花壇の土留めなどでは、自分で行うことに問題はないでしょう。

ただし、歩行者が使用するアプローチにレンガを設置する際は、レンガの不安定さが転倒のリスクを高めるため、安全を確保するためにもしっかりと固定する作業が重要です。

玄関へのアプローチや駐車スペースなど、広範囲にわたってレンガを敷設したい場合は、専門の外構工事業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼することで、レンガの表面劣化や沈下を防ぎながら、安全かつ美しい仕上がりが期待できます。

 

レンガ敷きによる雑草対策

一戸建てにお住まいの方は、しばしば庭の雑草と格闘することになりますが、庭全体をコンクリートで覆うと、景観が冷たく感じられがちです。

そこで、レンガを使ってスタイリッシュな庭を実現する方法がおすすめです。

砂利を庭に敷くのも雑草対策には効果的ですが、レンガ敷きを採用すれば、より平坦で歩きやすい環境を実現しつつ、雑草の生育も阻害できるというメリットがあります。

外構工事を計画する際、防草シートの使用を検討している場合は、シートが動きやすく、レンガの上を歩くと滑りやすくなるリスクがある点に注意が必要です。

 

レンガを使った外構工事の費用

レンガを使った外構工事の場合、費用の目安は1平方メートルにつき約2万円です。

これにはレンガの価格も含まれており、選択するレンガのタイプによっては最終的な費用に差が出ることがあります。

さらに、大型レンガを均一に配置するためには特定の技術が求められ、結果として施工コストが上昇する可能性があります。

 

玄関アプローチ

床を完全にレンガで敷き詰める場合、概算で20~40万円程度が目安となります。

玄関アプローチの境界線にのみレンガを配置し、床面はコンクリートやタイルで仕上げる方法を選べば、コストを若干抑えることが可能です。

 

庭をレンガで装飾する外構工事の場合、庭の広さに比例して工事費用も増加します。

小規模な庭で、簡易的な植栽スペースを作る程度の工事であれば、15万円程度が見込まれます。

一方、広々とした庭を完全にレンガで覆い、ヨーロピアンスタイルを目指す場合の工事費は、30~40万円程度が必要となるでしょう。

 

駐車場

駐車場にレンガを部分的に用いる外構工事の場合、30~50万円程度が費用の目安です。

全体をレンガで敷き詰める以外に、車のタイヤ部分のみをコンクリートで施工する方法や、既存のコンクリート床にレンガの装飾を施すオプションも考慮できます。

駐車場を完全にレンガで覆う際には、車の重みに耐えられるように頑丈なレンガを選択し、施工期間も長くなるため、結果としてコストが上昇するのが一般的です。

 

花壇

レンガを用いた花壇の造成においては、1平方メートルあたりの工事費用は3~5万円程度となります。

天然素材であるレンガは、土や植物との調和が取れやすく、レンガ製の花壇は周囲の景観を格上げしてくれます。

レンガの厚みや花壇の規模に応じて費用に差が生じますが、8~15万円程度が全体の工事費用の目安となるでしょう。

 

玄関の階段

玄関の階段をレンガで施工する際の費用は、1平方メートル当たり5~6万円程度が標準的な相場となります。

安全性や防犯性に配慮し、踏み面を広く、立ち上がりを低めに設計することが推奨されます。

踏み面を拡大するには多くのレンガが必要となりますが、コンクリートやタイルを利用してレンガを立ち上がり部分に限定することで、コストを削減できます。

 

まとめ

外構工事でのレンガ敷きはDIYでも可能です。

自分で行えば、費用を安く抑えられるというメリットがあります。

ただし、玄関へのアプローチや駐車スペースなど、広範囲にわたるレンガ敷きは専門の外構工事業者に依頼するのがおすすめです。

また、レンガにもさまざまな種類があるので、よく検討したうえで外構工事を行ってくださいね。

 

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