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ー外構工事でレンガを選ぶメリットは?レンガの種類と注意点も解説!ー

  • 2024.02.09
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外構工事を進めるにあたって、建物の外観は非常に重要です。家の印象は外構によって大きく左右され、施工方法や選択する材料により、さまざまなスタイルの家が完成します。外構工事で使用する材料に迷ったら、レンガを検討してみるのがおすすめです。レンガはその色や質感、形状の多様性により、洗練された外国風の庭を手軽に演出できます。

 

この記事では、外構にレンガを選ぶときのメリットや注意点、外構業者に依頼したときの費用などについて詳しく解説します。

 

外構にレンガを選ぶメリットと注意点

外構でレンガを使うときにはさまざまなメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。それぞれ見ていきましょう。

 

外構にレンガを選ぶメリット

レンガは音を遮断し、優れた断熱性を持つという特性があります。土製なので環境に優しく、温かみを感じる素材で、外構工事に適しています。劣化しても、その見た目が魅力的に変化するため、頻繁に新しいものに交換する必要はありません。同じレンガを長期にわたって楽しめるのは、レンガを選ぶ際の大きなメリットの一つです。特に外壁や玄関周りなどは、頻繁にリフォームする場所ではないため、長く同じ材料を使い続ける必要があります。また、レンガの豊富な色のバリエーションにより、個人の好みに合わせたデザインに容易に変更することも可能です。

 

外構にレンガを選ぶときの注意点

レンガを外構に使用するときには、注意点もありますす。時間が経つと外観が変わる一方で、劣化しやすいというデメリットが存在します。さらに、割れた部分を修理しようとしても、同じ色のレンガが見つからないこともあります。レンガを敷く際にはモルタルで固定する必要があり、解体時には手間がかかるのも難点の一つでしょう。レンガを駐車場に敷く際には、コンクリートの基礎工事が必要で、しっかりと安定させないと沈み込むリスクもあります。

 

レンガの種類と用途

レンガはその便利さと多様性、デザインの幅広さから、外構工事に頻繁に採用される素材です。主に、焼き固めたタイプと日干しタイプの二つに大別されます。それぞれ特有の性質を持っており、異なる用途で使用されます。

 

赤レンガ

外構工事でよく使われるのは、赤レンガと呼ばれるものです。このタイプは最も一般的で、さまざまな場所で目にするでしょう。水に強い赤レンガは、花壇や玄関周りなどにも適しています。

 

穴あきレンガ

穴あきレンガは、その名の通り穴があいているレンガです。レンガを積む際に使われ、穴の中に鉄筋を通すことで強度を高めます。赤レンガと見た目は似ていても、軽量化のためだけの穴あきレンガもありますので、使用目的に応じて選ぶことが重要です。

 

耐火レンガ

ピザ窯や暖炉を作る際には、耐久性のある耐火レンガが最適です。ただし、耐火レンガは水に弱いため、外で使用する場合には注意が必要です。たとえば、バーベキューコンロの下敷きとして使うときなどは、雨天時の対策を忘れてはいけません。

 

レンガの豊富な色彩バリエーション

レンガには多種多様な色が存在し、敷き方によって模様を作り出し、立体感を演出することが可能です。さらに、レンガは一日のうちの光の角度によって、朝と夕方では色の見え方が変わります。色の組み合わせや配置方法によって、さまざまな雰囲気を作り出せるでしょう。

 

レンガの色は、赤・茶・グレー・白などがあり、製造過程での焼き方や固め方によって色調が異なります。この特性からも、外構工事ではレンガが重要な要素になっているといえます。

 

【場所別】外構でレンガを使うときのポイント

レンガは、さまざまな場所で魅力を発揮します。外構工事において、レンガを効果的に使用するには、どのような場所でどのように使えば良いのでしょうか。

 

駐車場

レンガを駐車場に敷く際は、下地をコンクリートでしっかり固めましょう。この下地作業を怠ると、レンガが均等に敷かれず、不均一な表面になってしまいます。車の重みや摩擦でレンガに隙間や傾きが生じることがあり、それによりレンガが割れたり、ヒビが入ったりすることもあります。美しい駐車場を目指すなら、レンガを平坦に敷き詰めることがポイントです。

 

玄関周り

レンガを玄関周りに配置すると、外観を大きく変えられます。異なる色のレンガを組み合わせてほかの敷石と連携させることで、玄関や通路、ガーデンなどに表情を与えます。レンガは緑の芝生や木々とも相性が良く、直線的な配置だけでなく、曲線や角形に敷くことで個性的なデザインが可能です。また、レンガは花壇の色とりどりの花々を引き立て、異なるレンガの配置や積み方でスタイリッシュな花壇が作れます。

 

柱・塀

近年、ヨーロッパ風の家へのリフォームが人気を集めています。柱や塀にレンガを用いると、家全体に暖かく落ち着いた雰囲気が生まれます。一般的に、フェンスの基礎にレンガを用いることで、デザイン性が向上し、光の取り入れや通気性も改善されます。レンガの積み方を工夫して、窓やスリットを設ければ、重厚感のあるレンガの壁を軽やかに見せられるでしょう。

 

外構業者に依頼するときの費用

レンガを敷くための総費用は、1平米あたり15,000~30,000円程度が一般的です。ただし、使用するレンガの種類によっても費用は変動します。また、レンガの積み方にも種類があり、それによって基礎工事や目地積みなどの追加作業が必要になります。たとえば、花壇の場合は単にレンガを積み上げるだけなので、比較的費用を抑えられます。しかし、地震に耐えうる塀を作る場合には、鉄筋を使用するなどの追加工事が必要となり、材料費もかかるため、結果として総費用も上昇します。

 

たとえば、レンガの塀を設置する場合の費用は、1平米あたり8,000~20,000円程度が目安です。このうち、基礎工事に約3,000~8,000円、レンガを積む作業に約6,000円、さらに化粧目地積みに約10,000円が必要となります。

 

まとめ

外構工事において、レンガはその多様性と美観から重要な役割を果たします。レンガは種類が豊富で、赤・茶・グレー・白などの色がありますが、焼き方や固め方によっても色は変わり、各レンガが独自の特徴を持っているといえます。レンガの魅力は、敷き方や積み方によって、エクステリアに異なる表情を作り出せることです。花壇や玄関周り、駐車場など、さまざまな外構の場面で使用されます。外構業者に依頼する際の費用は、使用するレンガの種類や工事の内容によって異なります。耐久性の高いレンガや追加の工事がある場合、費用は上昇するので注意しましょう。

 

レンガは、その色や形、敷き方によって、さまざまなデザインを作り出せる素材です。家の外観を大きく左右するため、しっかり検討して満足のいく外構を完成させましょう。

 

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