外構工事で雑草対策ができる手入れのしやすい外構にしよう
- 2023.11.10
家のメンテナンスに関して、外構のお手入れが大変だと感じている人もいることでしょう。
特に、お庭など土がある部分の雑草対策に頭を悩まされている人は少なくありません。
雑草対策が行き届いた手入れのしやすい外構にするためにはどのような方法を取り入れれば良いのでしょうか。
具体的な方法をお伝えしますので、外構工事の施工をする際に参考にしてくださいね。
外構工事で雑草対策ができる地面にする方法
土の部分にすぐに草が生えてきてしまい、雑草を抜くのが大変という場合、外構工事によって雑草が生えにくい地面にすると良いでしょう。
雑草対策ができる地面としては、コンクリート舗装や石張りがあります。
硬質な素材で地面を覆ってしまうことで、草が生えてこないようにするため、強固な雑草対策ができるのが魅力です。
一方で、コストが掛かってしまうという点や、自然のぬくもりを感じにくくなってしまうという点は、デメリットとして挙げられます。
比較的安い費用で雑草対策ができる地面にしたいなら、防草シートを取り入れる方法がおすすめです。
防草シートとは、草が生えてくるのを防止するためのシートのことで、外構工事の際に、土の上に防草シートを敷き、その上から化粧砂利などで仕上げるという方法が取られます。
見た目には、一般的な砂利の地面と変わりませんが、防草シートを敷いていることで、雑草が生えにくくなり、日常的なメンテナンスがしやすいところが魅力です。
雑草シートがあると雑草の小さな芽は、シートを突き破って生えてくることはありません。
また、万が一、飛来した種があった場合でも、シートの下に至るまで根っこを伸ばすのは難しいものです。
雑草の芽が生じても、防草シートがそれ以上に大きくならないよう防止する働きをしてくれるので、雑草対策がグンと楽になることでしょう。
雑草対策のできる地面にしたい場合、人工芝に替える外構工事を施工するのもおすすめです。
人工芝には、天然芝に近いような生き生きとした雰囲気の芝生もあり、ナチュラルな風合いを求める人のニーズにも応えてくれます。
人工芝自体が、天然芝よりも雑草が生えにくいものですが、人工芝の下に防草シートを敷く施工をすれば、雑草対策ができて、後々のメンテナンスがしやすくなるでしょう。
費用を掛けてしっかり雑草対策をした上で人工芝の外構工事をしたいという場合は、まずコンクリートやアスファルトによって地面を舗装し、舗装した地面の上から人工芝を敷くという方法を選択すると、ばっちり雑草対策ができる庭を手に入れられます。
お庭の仕上げとして人気のある化粧砂利には、風合いがあって表情豊かなだけでなく、ある程度の雑草対策が期待できる素材です。
砂利には、サイズや重みがあるので、庭に砂利を敷くと、およそ5cm~8cm程度の砂利の層ができて、細かな雑草の芽や根が生えてくるのが難しい環境になります。
砂利そのものが雑草対策に役立ちますが、砂利の下に防草シートを敷く外構工事を施工すれば、さらにしっかりとした雑草対策が実現でき、メンテナンスがしやすいお庭を手に入れられるでしょう。
雑草対策ができるナチュラルな風合いの地面にする方法
ここまでは、オーソドックスな方法を中心にご紹介してきましたが、ナチュラルさやおしゃれさを重視した地面の外構工事でも、雑草対策を取ることは可能です。
雑草対策がしやすいおしゃれな地面としては、防草土を使う方法があります。防草土は、固まる土と呼ばれることもあります。
乾燥した状態の時はさらさらとした土ですが、水を含むと、しっかり硬くまとまる性質を帯びているのが、固まる土と呼ばれる所以です。
土本来が持つ自然で優しい空気感を演出しながらも、雑草対策ができるという点が、固まる土を使って外構工事をするメリットです。
お庭づくりはもちろんのこと、外構エクステリア工事全般で人気があります。
固まる土には、一般的な土を使ったかのような見た目になり、お庭らしい景観が保てるというメリットがあります。
雑草対策をしながらも、お庭の綺麗さを保てるという優れたメリットもあるのが、外構工事で固まる土が好んで使われる理由です。
また、比較的コストが安いという点も、固まる土のメリットです。
コンクリートやアスファルトといった硬質な素材と比べると、費用が安いだけでなく、施工自体が簡単であり、工事全体に掛かる費用を削減できます。
ちょっとしたお庭のお手入れをするという場合、固まる土をホームセンターで購入して、DIYで施工することも可能です。
大がかりな外構工事については、DIYでは難しいため、安心して施工してもらえる専門業者に外構工事を依頼するようにしてください。
素朴で親しみやすい土の地面以外には、どのような地面が雑草対策に適しているのでしょうか。
つづいてご紹介するのが、ウッドチップやバークチップを使う方法です。
ウッドチップは木材そのものを砕いたもの、バークチップは、木の樹皮を砕いたものです。
両者は、見た目の印象に類似性があるだけでなく、もたらす作用についても、類似性が認められます。
まず、木を原料としていて、あたたかなぬくもりが感じられるというところが、ウッドチップ、バークチップの特性です。
木からできたものなので、地面に敷いておくと、数年後には土に自然に還ってゆくという性質があります。
ウッドチップ、バークチップを地面に敷き詰めると、雑草の根や芽が伸びてきづらくなり、結果的に雑草対策をすることができます。
また、木由来のウッドチップ、バークチップには、乾燥や温度変化を和らげて、心地良い温度・湿度を保つ働きをします。
植物の生育にとって好ましい環境づくりを支える働きをしてくれるので、自然豊かで綺麗なお庭を実現したい人におすすめです。
まとめ
外構工事で雑草対策ができる地面にしたい場合、複数の選択肢からニーズに合った方法を選ぶことが必要です。
コンクリートやアスファルト舗装をする方法は、雑草対策がきちんと行えるというメリットがある一方で、他の方法よりもコストが掛かってしまうというデメリットがあります。
土に防草シートを敷いてから砂利や人工芝で仕上げる方法は、比較的安いコストで雑草対策をしたいという人のニーズに応えてくれます。
霧島市の外構・エクステリア工事はトクナガ総建へ
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