外構工事のフェンスとブロック塀を比較!費用・メリットの違いを紹介
- 2023.09.29
外構工事では境界部分にフェンスやブロック塀を使用するのが一般的です。
外構をデザインするときにはフェンスとブロック塀のどちらにしたら良いか迷ってしまうでしょう。この記事ではフェンスとブロック塀の施工にかかる費用やそれぞれのメリットを徹底比較して紹介します。
フェンスとブロック塀による外構工事の施工方法と費用相場
外構工事でフェンスとブロック塀を使用する施工方法には3通りあります。それぞれの施工方法の特徴と費用相場をまずは見ていきましょう。
フェンスのみ
フェンスだけを境界部分に設置する施工方法は安上がりになるので人気です。メッシュフェンスや樹脂フェンス、アルミフェンスなどがよく用いられています。
フェンスのみの外構工事では平方メートル単価が1万円~3万円くらいです。既製品のフェンスをカットして設置してもらうことになるため、フェンスの施工費用が別途必要になります。
フェンスの形状にこだわると費用が高くなりますが、カットがほとんどいらない場合には安く施工できる方法です。
ブロック塀のみ
ブロック塀だけを境界部分に設置する施工方法は昔からよく用いられています。
コンクリートブロックやレンガを使用すると比較的安価ですが、化粧ブロックを使用してデザイン性の高いブロック塀にするケースも多くなってきました。
ブロック塀の場合には平方メートル単価は1.5万円~3万円程度です。化粧ブロックにしなければ比較的安く施工できますが、化粧ブロックにすると1.2倍~1.5倍程度の費用がかかります。
ブロック塀にフェンスを設置
外構工事のやり方としてブロック塀を設置し、その上にフェンスを置く方法もあります。
ブロック塀にフェンスを後付けする方法もあり、最初の外構工事ではブロック塀を低めに施工しておいて、予算ができた時点でフェンスを載せることも可能です。
ブロック塀とフェンスを組み合わせる方法は美しいエクステリアを作り上げられる点で注目されています。ブロック塀とフェンスを同時に施工した場合には平方メートル単価は1万円~5万円くらいが相場です。
組み合わせ方によって費用が大きく変わるため、業者に相談して費用対効果の高い方法を選ぶのがおすすめです。
フェンス・ブロック塀のメリットを比較
フェンスとブロック塀ではどちらも外構工事にかかる費用が大きく違うわけではありません。こだわりのエクステリアにしようとすると結局は同じくらいの費用がかかる場合が多いでしょう。
重要なのはそれぞれのメリットを理解して、納得のエクステリアにできる外構工事を選ぶことです。ここではフェンスとブロック塀のそれぞれのメリットを詳しく解説します。
フェンスのメリット
フェンスのメリットは安く施工する方法があることだけではありません。ブロック塀と比較しておすすめのポイントを紹介します。
通気性が優れていて明るく安全な環境を作れる
フェンスは庭の環境も住環境も快適にできる点が優れています。通気性や通風性が高いのがフェンスの特徴で、ブロック塀のように完全に風を遮断してしまうことはありません。
光が通るデザインのフェンスも多いので、明るいエクステリアに仕上げやすい点もメリットです。
フェンスはブロック塀のように地震で倒壊するリスクも低いため、安全性の高い庭にすることができる点にも魅力があります。
エクステリアとの親和性が高い
フェンスはエクステリアのデザインをしたい人にとって親和性が高いのが魅力です。特にガーデニングをしたいときにはフェンスを生かしたデザインができます。
フェンスは溝を設けたり、フックなどを取り付けたりすることができるからです。溝を設けて植物のツルを伝わせたり、フックに植木鉢を取り付けたりすることができます。
目隠しの度合いを調整できる
境界部分の外構工事は目隠しの目的もあります。
フェンスは目隠しの度合いを自由に調整できるのがメリットです。完全目隠しタイプのフェンスならわずかな隙間しかありません。
半目隠しタイプやルーバータイプにすれば、外から庭が見えるようになって防犯性を高められます。
庭の明るさを重視して目透かしタイプのフェンスにすることもできるなど、工夫のしがいがあるのが魅力です。
ブロック塀のメリット
ブロック塀が昔から選ばれているのには理由があります。ここではフェンスと比較してブロック塀のメリットになるポイントを紹介します。
目隠しの効果が高い
ブロック塀はプライバシーを確保したいときにうってつけです。高いブロック塀にすれば外からまったく見えなくすることができます。
フェンスと違って隙間がないので、庭やリビングなどを外から見られてしまうことがありません。大通り沿いの住宅で目隠しをしたいといったときにはブロック塀のメリットを生かせます。
寿命や耐久性や耐衝撃性が高い
ブロック塀はメンテナンスの負担が少ないのがメリットです。
ブロック塀の寿命は30年程度と言われています。素材によって耐久性の高さには違いがありますが、ほぼメンテナンスフリーで利用できるのが魅力です。
耐衝撃性も高く、台風などで飛来物があっても簡単に壊れることはありません。安全な庭にしたいときにもブロック塀が適しています。
材質や化粧仕上げによるデザインができる
ブロック塀はデザインの自由度が高いのがメリットです。
ブロックには非常にシンプルなコンクリートブロックもありますが、レンガで味わいのあるデザインをすることもできます。
化粧ブロックにすれば自由にデザインして仕上げられるので、エクステリアを引き立たせる塀にすることも可能です。
フェンスはデザインが画一化されているので、境界部分の塀のデザインにこだわりたい人にはブロック塀がおすすめです。
まとめ
外構工事でフェンスとブロック塀のどちらを選ぶべきかは考え方によって違います。安さを追求するならフェンスが優れています。
フェンスは通気性が高く、明るい庭を作れる点も魅力です。一方、ブロック塀は丈夫でデザイン性も高いメリットがあります。
外構工事を依頼するときには両者について詳しく説明を受けて、業者とよく相談して決めるようにしましょう。
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